環境:パーマカルチャー
大地に げんきを ためよう
その昔、人が生きていくには、自然と共存するしか方法はありませんでした。その地で食べ物を調達し、消費し、捨てて、また食べ物を調達し…。人が自然の循環に合わすしかなかったのです。自然の環境を考えることは、人を、暮らしを、生き方を考えることです。ふくろうの杜でも、いっぽいっぽ、できることから始めたいと思っています。
◆パーマカルチャーとは
パーマカルチャーとは、パーマネント(permanent:永久の)とアグリカルチャー(agriculture:農業)の造語であり、またカルチャー(culture:文化)の意味もあります。1970年代、オーストラリアでビル・モリソンとデビット・ホルムグレンによって体系化された実践的な学問です。単に環境に配慮するだけではなく、無農薬・有機農業を基本とし、水・土・植物・畜産・水産・建物・人々・経済などの様々な要素が互いに有効に機能するようデザインすること。それにより、持続可能な循環型の環境が生まれるという考え方です。そして、それは、異なる気候や風土から生まれた地域の伝統文化をいまの知恵でリ・デザインすることでもあるのです。
ふくろうの杜では、パーマカルチャーの理論をかたちにした庭づくりを実践し、様々なワークショップを行うことで、パーマカルチャーをみなさんと考えていきたいと思っています。
パーマカルチャーの理論をかたちにした庭づくり
◆スパイラルガーデン(A)
阿蘇の火山岩を螺旋状に組み上げ、高低差をもたせることで多様な環境をつくり出します。そして、低いところには湿気を好む植物、高いところには乾燥を好む植物、南向き・北向きの斜面にはそれぞれ日光や日陰を好む植物をという具合に、陽当たりや温度、湿度、収穫時期などを考えながらそれぞれの環境に適した植物を配置。限られたスペースの中で多様な環境の変化をつくり、様々なハーブなどの植物を育てています。
◆キーホールガーデン(B)
読んで字のごとく、“鍵穴(キーホール)”状のくぼみを設けた花壇です。こうすることにより、土壌を傷めることなく、どこからでも手を伸ばせ、車椅子でも作業することができるのです。
◆ビオトープ(C)
ふくろうの杜のビオトープは、生活排水を濾過し、浄化する役割を担っています。自生したセリやクレソンなどの水耕栽培を行い、春になるとオタマジャクシが泳ぎ、夏にはトンボの尻尾が水面をつつき、池の中にも外にも様々な生き物たちが生息しています。人の営みが、自然の中でキレイになり、そしてまた違う生き物のためになる。ふくろうの杜は、まさに自然の循環のなかにあるのです。
スパイラルガーデン(A)
キーホールガーデン(B)
ビオトープ(C)
目次
ふくろうの杜のエコ市場
旅の途中、倉敷で出会ったマイ箸をはじめ、木酢石鹸など、地球がよろこぶエコなグッズも販売しています。
野菜もハーブも花もいっしょに植えることで病害虫を防ぐ、コンパニオンプランツ。
野菜もハーブも花もいっしょに植えることで病害虫を防ぐ、コンパニオンプランツ。
焼酎、お酢、唐辛子、ニンニクを漬け込んでつくった安全な“防虫剤”。
焼酎、お酢、唐辛子、ニンニクを漬け込んでつくった安全な“防虫剤”。
収穫した野菜はお庭でお料理。
収穫した野菜はお庭でお料理。
生ゴミはミミズコンポストへ。
生ゴミはミミズコンポストへ。
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